繰り返し
   
   
2008/05/04
   
   
こんばんは。

今は昔、大学受験時代のことです。

合格者の体験談を載せた本があり、それを読んでいました。
何人かが書いていた共通点がありました。

それは、「参考書は1つに絞れ」ということ。

普通は、たくさんの知識を身につけた方がよさそうと考え
て、1つの参考書や問題集をやったら、次は別のものを、さ
らにもう1つ新たなものを、と進もうとするもの。

でも、それはダメ、というのです。

次々に目移りさせるのではなく、1つに絞る。
そして、その1つを繰り返し、繰り返しやれ、というので
す。

はじめは、本当かな?と半信半疑でしたが、他に勉強法を知
っているわけでもなかったので、そのとおりやってみること
にしました。

英語に、『英文解釈教室』という参考書がありました。
それを繰り返し読むことにしたのです。

すると、3回目を読み終えた頃から、理解度が急激に上がっ
たのがわかりました。
新たな知識が増えたわけではないのに。

明らかな手ごたえでした。

結局、その参考書は、7回くらい読んだと思います。
英語は、私の得意科目になり、受験合格の大きな決め手にな
ったのでした(あくまで、受験の英語ですが^^;)。

そういえば、斎藤一人さんも、「本は7回読むんだよ」と
か、「このCDは100回聴いてください」とおっしゃいま
すね。

自分の経験を振り返っても、繰り返しや反復練習の効果とい
うのは、大きいと思います。
特に、「記憶」に関わることにおいては。

新たな経験や知識が大事になる場面も、もちろんたくさんあ
りますが、繰り返しや反復の有効性も上手に活かしていくと
いいでしょう。
特に、「記憶」に関わることにおいては。

あ、繰り返しにはまってしまった。


   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima