歌姫
   
   
2008/03/08
   
   
こんばんは。

ギリギリ今日中に間に合いました。
ほっ

今日、セリーヌ・ディオンのコンサートに行ってきました。

「世界の歌姫」と呼ばれる大物アーティストの10年ぶりの
来日コンサートですから、行かない手はありません。

というのは、ちょっと言ってみただけで、僕は、普段はあま
り音楽も聴かないし、ましてや、コンサートに行くというこ
とはほとんどない人間です。

だから、音楽的な興味よりも、セリーヌ・ディオンという人
に興味があって、チケットを自らとって、カミさんと2人で
行ってきたのでした。

やっぱり、世界の歌姫ともなると、オーラが違うのではない
か?

そんな期待を抱きつつ、東京ドームにギリギリセーフで滑り
込み。程なくして、照明が落ち、コンサートスタート!

ステージの中央部分がせり上がり、
その上にセリーヌ・ディオンが一人立ち、歌いながら登場。

いきなり身体にドーンと歌声が飛び込んできます。
セリーヌ・ディオンは、まるで人形のようでした。
「ビューティードール」とでも言ったらいいでしょうか。

とにかく素晴らしい歌声。
とにかく歌がうまい。

圧倒的な歌唱力です。

CDでも聴いて、すごいなとは思っていましたが、
やっぱり生は全然違います。

本当に、身体に突き刺さり、染み込み、包まれる。
そんな感じの歌声の海なのです。

そして、歌だけでなく、セリーヌその人のエネルギーもすご
かった。

いわゆるオーラももちろんすごいのでしょうが(僕は見えな
いので、よくわかりませんが)、
なによりすごいのは、“揺らがない”こと。

5万人(たぶんそのくらい)の大観衆の歓声とエネルギーを
受けながら、まったく揺らがない。

それも、がんばってそのエネルギーに負けないようにしてい
るのではなく、毅然とした芯を立てながら、観客のエネルギ
ーを受けとめ、受け入れ、それをドーム全体に回して、包み
込むような感じ。

やっぱり、CDが全世界で2億枚売れている(のだそうで
す)人は、すごい。

「世界レベルで活躍している人」は、ものが違いました。

あの声を生で聴くことができ、
あの姿を生で見ることができ、
心地よいしびれに浸りながら、
大満足で家路についたのでした。

「世界レベルで活躍している人」といえば、
明日も大事なイベントがあります。

僕にとっては、自分のことじゃないんだけど、
非常に大事なイベントが。

今日が、「世界の歌姫」ならば、
明日は、「世界の走姫」。

きっと、今日のセリーヌ・ディオンがそうだったように、
明日の走姫も、歓声とエネルギーを受けながら、素晴らしい
パフォーマンスを見せてくれることと思います。

今日の大満足と明日の大期待を胸に、
床につきたいと思います。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima