あたたかさ
   
   
2008/03/10
   
   
おはようございます。

今朝は、冷たい雨でした。

(個人的には、「昨日の涙が雨になってしまった。涙雨か
な」という気分でした)

もう1ヵ月続いている「ウォーキング通勤」ですが、くつが濡
れ、体が冷えて、歩けど歩けど、なかなかあたたまりませ
ん。

体が冷えると、気持ちも冷える感じがします。
活力も上がりにくい・・・

「冷えは、人間にとっては大敵だな」と思いました。

生命にとっても大敵と言えるかもしれません。

「生命」とは、「動き」です。

温度というのは、ざっくり言うと「分子の運動(エネルギ
ー)」のことですから、温度が高いほど動きが多く、温度が
下がれば動きも減ることになります。

だから、生命(エネルギー)も、温度が高ければ上がり、冷
えれば下がる、ということになるはず。

実際、体温が高いと病気になりにくいと言われていますし、
子どもはエネルギーと元気にあふれていますが、体温もやは
り高いですよね。

逆に、病気になる箇所は、温度が下がっている(血行も悪く
なる)のではないかと思いますし、それが行くところまで行
くと、死んでしまうわけですが、死体は冷たいですよね。

「冷えるほど、固まっていく」というイメージでしょうか。

風邪をひいたりすると熱が出るのは、体温を上げることによ
って、免疫力、つまり、生命力を上げて、ウィルスを撃退す
るためだとされています。

熱が出ると弱る、のではなく、弱っているから熱を出して生
命力を上げる、ということのようです。

もっとも、あまりに熱くなりすぎてもいけません。
燃えてしまったり、オーバーヒートになってしまったり、と
いうことになるので。

ほどよい加減が大事なわけですね。

そう考えると、人(生命)というものは、「あたたかさ」を
求め、好むようにできているのではないかと思います。

あたたかさは、生命を活性化させ、生命力を上げる。
からだも、こころも、あたたかさが大好き。

どうやら、雨が上がったようです。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima