厄年
   
   
2008/03/15
   
   
こんばんは。

今日は、朝から川崎大師に行きました。

初詣でのときは、参拝者数が日本でも5本の指に入るという
このお寺。
家から車で行くと、結構近いのですが、意外にも今日が初め
ての参拝です。

何をしに行ったかというと、「厄除け」に。

今年が本厄なので、カミさんに「行ったほうがいいよ」と言
われていたのですが、「別にいいよ」と行こうとしなかった
んです。

でも、あんまりカミさんが熱心に言うので、行こうかと思い
始めたところ・・・

先週の土曜に、ソフトボールをやっているときに、ボールを
捕り損ねて、左手の親指を脱臼してしまったのです。
お恥ずかしい・・・

単なる技術不足なのでしょうが、「これも、もしかしたら、
厄除けに行ったほうがいいよいうサインかも」などとも思
い、行くことにしました。

それに、カミさんが「川崎大師は?」と言うのを聞いて、そ
れはいい!とピンときたのです。

という訳で、快晴のあたたかな日差しのもと、無事、護摩焚
きで厄除けをしていただくことができました。

「災厄消除」のお札もいただいて(ちなみに、川崎大師は、
「平間寺」というお寺なんですね)。

これで、なんとなく一安心。

まあ、厄除けをしたからといって、これで絶対大丈夫、とは
限らないし、もしかすると、気休めに過ぎないかもしれませ
んが、それでも、すっきりしたのは事実です。

「気休め」とか「すっきり」というのは、単なる気分の問題
ではあるわけですが、これが実は、大きいんですよね。

ベースになる気分が、すっきりして軽いのと、うっすらとで
も何かひっかかりや重さがあるのとでは、自分の動きも、流
れへの乗り方も、変わってきますから。

さらに、午後。

夢実現ナビゲーターの佐藤伝さん(伝ちゃん)から、いいこ
とを教えていただきました。

「厄年って、“役に立つ”年なんですよ」

なるほど、“厄”年は、“役”年、というわけですね。

「松下幸之助さんや本田宗一郎さんは、実は、厄年に創業し
たんですよ。
松下さんも本田さんも、まわりの人たちから、『なんで厄年
なんかに会社をはじめるのか?厄年は避けたほうがいいんじ
ゃないか』と言われたそうです。
ところが、彼らはそういう声に対してこう言った。
『何を言っているんだ。厄年は、人の役に立てる年なんだ。
だから、会社をはじめて、たくさんの人の役に立つんだ』
と。」

そうか、厄年というと、ついつい、「災厄に遭わないよう
に」と、自分のことばかり、それも、自分を守ることばかり
考えてしまいがち。

でも、自分だけでなく、人の役に立つという大きな視点を持
てれば、かえって災厄も近寄らず、充実した日々を送れるよ
うになる。

とても新鮮な気分になれました。

厄年というのは、たぶん、バージョンの切り替わりの年なん
だと思います。
身体も、立場も、役割も。

どの方向にバージョンを切替えていくか。
それは、自分次第。
自分の気の持ち方次第。

あらためて、役に立つ年にしていきたいと思います。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima