運命
   
   
2008/03/26
   
   
こんばんは。

「運命は、決まっているのか?」

よくある質問です。
たしかに、気になりますよね。

答えは、大きく2通り。

「運命は、決まっている。変更できないもの」
「運命は、決まっていない。変更可能なもの」

2通りって、そりゃそうですね。
すべては決まっているとする立場か、すべてが決まっている
わけではないとする立場か。

どっちなのかは、僕にはよくわかりません。

でも、大事なのは、決まっているのかどうか自体よりも、
「受け入れること」ではないかと思います。

「すべて決まっている」とした場合、
「じゃあ、何をやってもムダじゃないか」
「どうせ決まっているなら、何の楽しみもない」
という反応があります。

「決まっているわけではない」とした場合、
「じゃあ、どうなるかわからないから、不安だ」
「思い通りにならなかったら、どうしよう」
という反応があります。

どちらの場合も、ネガティブな方向ですね。

一方、こういう姿勢もあります。

「すべてが決まっている」としたら、
「ちゃんと決まっていると安心して生きていけばいいね」
「どんなふうに決まっているのか、楽しみ」。

「決まっているわけではない」としたら、
「いろいろな可能性があるってことね」
「じゃあ、どんな人生にしていこうかと楽しみに行ける」。

決まっているのか、いないのか、よりも、
じゃあどうするのか、という反応や姿勢のほうが、大事なん
じゃないかと思うのです。

つまり、運命を「受け入れる」こと。

根本的には、「人生には、特に意味はない」と思うのです
が、だからこそ、じゃあどういう姿勢で生きていくのかが問
われる。

どちらを選んでもいいし、どちらを選ぶのかも決まっている
のかもしれませんが、だからこそ、「受け入れる」ほうを選
びたいものです。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima