こんばんは。
気づいたら、
「暇だな~」
と思うことがなくなっていました。
いつ頃からかはわかりません。
そんなに前のことではない気もします。
以前は、何もすることがないと、普通に、「暇だなあ。退屈
だなあ」と感じていました。
「何もすることがない=非生産的=悪いこと」という図式が
あったように思います。
逆の図式は、「することがある=生産的=良いこと」となり
ます。
これらの図式は、一般的と言ってもいいかもしれません。
たぶん、多くの人がそう感じているのではないかと思いま
す。
「暇だな~」と思うことがなくなったのと、たぶん時を同じ
くして感じるようになったのは、次のことでした。
「何もしなくても、別にいい」。
特に何もしなくてもいいよ、と言われたら、おそらく、手持
ち無沙汰で困ることはない。
困るどころか、やった~!となるでしょう。
どこかに行かなくても、特別おいしいものを食べなくても、
時間をつぶすモノがなくても、それほど不満を感じることは
なく、
たぶん、いろんなことをつらつらと考えたり、鼻歌を歌った
り、ウトウト(ぐーすか!?)眠ったりして、そこそこ満足
で楽しめるだろうと思います。
とても非生産的なので、
「それじゃあ、人間としてどうなの?」と言われたら、
「そうですよねぇ」とうつむいてしまいそうだけど、
「でも、少なくとも、暇をもてあますことはないですよ」と
は言えそうです。
だから、特にすることがなくても、結構楽しめる。
さすがに、「何もしてはいけない(つらつら考えることもし
てはいけない)」と言われたら、ちょっとキツイかもしれま
せんが。
こんなふうに感じるようになってからは、自分の中での図式
が、
「することがある=生産的=良いこと、とは限らない」
「することがない=非生産的=悪いこと、とは限らない」
というように書き換わったようです。
どちらの図式が正しいとかいいとか言うつもりはありませ
ん。
自分の好きな方を選べばいいと思います。
ただ、何もすることがないからといって、それを悪い状態と
決めつける必要はないよ、とだけは言えます。
まあ、実際、「何もすることがないなあ」と感じることは、
今のところ、ほとんどないのですが・・・
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