おはようございます。
昨日、インド占星術に関するお話を聴く機会がありました。
インドの占星術は、5千年(以上?)の歴史を持つそうで、
代々の王様や貴族といった支配階級には、おかかえの占星術
師がいて、重用されてきたのだそうです。
いつどの国を攻めたらいいか、統治をうまくするにはどうし
たらいいか、結婚の相手は誰がふさわしいかなどを判断する
上で使われてきた、まさに帝王学だったのだそうです。
さらには、自分(王)の子どもも、いつ生まれれば、自分の
後継者にふさわしい人間になるかまで、星を見て決めたのだ
とか。
そして、その時間に生まれるように、お母さんのおなかから
取り出すわけです。
「帝王切開」という呼び名の由来は、ここにあるのだとか。
なるほど~。
こうした話は過去のことではなく、実は、いま現在も、イン
ドでは、占星術は帝王学として君臨し続けているのだそうで
す。
占星術というと、一般的には、「占い」ということで、ちょ
っとあやしい迷信とかお遊び・ゲーム的なものとしてとらえ
られているケースが多いのではないかと思いますが、インド
では、非常に高度な学問体系と位置づけられているのだと
か。
物理学、数学、天文学、化学、医学など、あらゆる学問を統
合したようなもので、まさに、学問の帝王でもあるらしいの
です。
なので、本当に力のある占星術師が見ると、驚くようなこと
までわかってしまう。
過去に何があったか?
今どんな状態なのか?
未来にいつ何が起きるか?
はては、前世、前々世、前々々世・・・
まで読み解くことができる。
だから、その占星術師は、こう言うのだそうです。
「すべては決まっている。だから、読み解ける」
実際、見てもらった人は、本人も知らないことまで指摘され
たりして、その驚異の的中率におののくのだとか。
そして、そういうインド占星術師のすごいのは、「よい流れ
に変える方法」も教えてくれるというところだ、とその方は
話してくれました。
しかも、本当にその通り、流れがよくなるのだそうです。
人によっては、歴然と。
興味深いですねー。
この続きは、また明日。
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