こんばんは。
3日連続シリーズにしたいと思います。
でも今日は、インド占星術の話ではありません。
「インド」の話です。
インドという国はすごい国で、11億人とも言われる民がひ
しめき、多面体もいいところ、らしい。
上流階級やリッチな層の暮らしは、ケタ違いの豊かさ。あれ
を見てしまうと、日本のセレブというのは、中流の上くらい
に過ぎないんだなと感じてしまうほどだそうです。
かと思えば、最下層の民は、これまた日本では考えられない
ほど貧しい暮らしを強いられている。
カーストは、依然として根強く、そういう意味でも、格差は
歴然。壮大なる格差社会です。
5千年以上の歴史を持ち、あらゆる文明・文化の源流ともさ
れ、0(ゼロ)を発見したのもインド、高度に精緻な占星術
を生み出したのもインド、現代では、IT先進国として、世
界を牽引している。
アメリカのITや医療の分野を実質的に支えているのは、他
でもないインド人だそうで、もし、アメリカからインド人が
引き上げたら、アメリカ社会は崩壊するだろうと言われてい
るほどの影響力を持っているらしい。
実際、インドの人は、メチャクチャ頭がいいそうです。
かと思えば、交通機関が時間通りに運行することは非常に珍
しいというくらい、いい加減なところは、メチャクチャいい
加減。
物価も、当然安いのだろうと思いきや、ヨーグルトが1人分
3000円もする、ホテルも(それほど高級でもないのに)
1泊7~8万円もする、なんていうケースもあるのだとか。
“母なる河”ガンジス河に行けば、洗濯をする人もいれば、
トイレをする人もいる、そのすぐ下流では、洗面をしたり、
歯磨きをしたりしている人もいる。
もう、何がなにやらわかりましぇん。
まさに、「混沌の国」という形容がピッタリです。
だから、インドにたびたび訪れていると、日本での基準とい
うのがまったく通じず、そのうちに、「基準ってなんだろ
う?」とわけがわからなくなってくるのだそうです。
そして、細かいことがあまり気にならなくなる。
言葉を変えれば、「おおらかになる」。
細かいことをますます気にする傾向にある日本の社会とは、
ある意味対照的ですね。
でも、この、「細かいことを気にしない」「おおらか」とい
う態度は、インド占星術を支えるベースである、「すべては
決まっている」という世界観となじみやすいのではないかと
思います。
やはり、ここでも、「受け入れる」というカギが見えてきま
す。
人生は、そもそも混沌。
あまり細かいことにこだわり過ぎない方が、スムーズに進ん
でいけるのかもしれません。
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