こんばんは。
昨日、最後のところで、「人生に無駄はない」と言いまし
た。
これまでの人生を、点ではなく線で見てみると、これまで起
きた出来事をつなげて流れとして見てみると、1つも無駄な
ことってないんだな、ということが見えてきます。
見る目ができれば、本当に無駄のないことが、見えてくるは
ず。
でも、同時に思います。
人生のすべては、無駄なこと。
よく考えてみれば、何気ない1つの出来事も、自分としては
後生大事に抱えている思い出も、実は、特に意味のない、無
駄なことに過ぎない、と見ることもできるのではないでしょ
うか。
味気ないですけどね。
自分の人生が無駄だ、なんて、誰も思いたくはないでしょ
う。
僕だってそうです。
でも、冷静に、客観的に眺めれば、すべてのことは無意味で
あり無駄である。
無意味じゃない、無駄じゃないと思いたいのは、人間の思い
であって、客観的な事実としては、どの1コマも等しく無
駄。
それが実態なんだと思います。
でも、「すべてが無駄」は、「すべてに無駄がない」と同
義。
ちょうどオセロで、「全面が黒」と「全面が白」というの
が、全面一色という点で同じ、というのに似ています。
全面を、黒と見るか、白と見るか。
どちらも可能です。
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