ナンバーワン(2)
   
   
2004/05/27
   
   
いやいや、昨日は見事に途中でタイムアップ!してしまった。
ということで、今日は続きを。

そうなんです。
ナンバーワンをめざして、もちろんいいこともあったけど、
同時に、それが「縛り」にもつながっていたんですね。

自分を大きくしようとすればするほど、大きく見せようと
すればするほど、「そうでない」自分が許せなくなる。
認められなくなる。
すると、「そうでない自分」「完璧でない自分」を見せない
ように、自分を守ることになってしまうんです。

すると、自分らしい自分から遠くなっていき、当然自分の
持っているものもかえって発揮されにくくなる。
すると、その不十分な自分を隠そうとして、また守って
しまう。装ってしまう。

このプロセスが、少しずつ少しずつ積もり積もっていくん
です。
おそろしーですねー。

大きく見せようとすればするほど、小さくなる。
守れば守るほど、守るものがふくれあがる。
そして、自然な状態から、自由から遠ざかっていく。

ちょっと大げさな言い方もしてるかもしれませんが、おおよそ
そんな感じでまちがいないです。

さて、じゃあ、どうするか?

そう、プライドを持たないことです。
自分を大したものに見せよう、ナンバーワンになろうという
ところから生まれるプライドを棄てること。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima