ゼンセよりもコンセ
   
   
2004/06/01
   
   
ルーツの話をしました(自分に還る)。

僕の場合、アフリカ(人)の感覚がとってもある、という話
でしたが、そういう場合、よく「前世(前生)がそうだった
んじゃない?」なんて言い方をしますね。

確かに、僕も「前世か、いくつか前の生がアフリカだったか
もしれない」というくらい、そういう感覚はあります。

ただ、実は「前世」っていう考え方は、僕はあまりなじまな
いんです。つまり、輪廻転生という考え方が。

魂は不滅で、生まれ変わりを繰り返す。
わからないではありません。
ただ、モデルとしてしっくりこない。
肉体は滅んでも、あなたの魂は生き続け、また新たな肉体に
宿るんですよ、というと、魂がとても「肉体的」「物質的」
に感じられてしまうのです。なんか「魂的」じゃないですよ
ね。もっとも、「魂は玉だ」という考え方もあるでしょうか
ら、その場合は、まさにそれが魂的なんでしょうけど。

僕は、それよりもむしろ、僕らが魂と呼んでいるものは、パ
ソコンなんかでいう「データ」みたいなものに近いんだと思
うんです。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima