ゼンセよりもコンセ(2)
   
   
2004/06/02
   
   
どうも簡潔にまとめるのが下手でして。
昨日の続き。

魂が繰り返し転生するという、1つの塊のようなイメージで
語られるのはどうもピンとこないわけです。
数を考えても、いったい魂はいくつなんだ?みたいなことに
なってしまいますから。

むしろ、データのようなものだと考える方がしっくりくる。
いわゆる「自分」とは、ちょうどインターネットという宇宙
につながったパソコンのようなもの。
僕らが生きているということは、ちょうどパソコンを通じて
インターネットにデータを打ち込んでいる。日々その入力作
業をやっているわけです。
そして、僕らが死ぬと、いわゆる「自分」というパソコンは
シュッと姿を消す。
でも、インプットしたデータは、インターネットに残る。

で、そのネットの中にあるあるデータに、ひょんなことでつ
ながることがある。しかも、何度か同じようなデータにもつ
ながりやすかったりして。
このつながった状態で感知した「データ」を、「前世」とか
「過去世」というのではないでしょうか。

とまあ、僕は勝手にそんなふうに解釈しているわけですが、
いま生きているぼくたちにとって大事なのは、前世よりも今
世ですよね。
それに、今世の方がおもしろい。
ことし、混セがおもしろいように。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima