回転
   
   
2008/03/06
   
   
こんばんは。

今日は、書くのが夜になってしまいました。

この世界は、“回転”でできています。

“回転”があふれている、と言った方がいいかな。

たとえば、地球の自転。
この回転によって、1日というものも生まれています。

地球の周りには、月が回転している。月自身が自転しなが
ら、地球の周りを公転しているわけです。

地球は、太陽の周りを公転し、他の惑星も公転している。
太陽系は、銀河の中を回転している・・・

というように、大きなスケールで見ていけば、いくつもの相
の“回転”で、宇宙は成り立っていることがわかります。

目を転じて、小さなスケールの方にいくとどうでしょう?

原子を拡大してみると、原子核の周りを電子が回転している
とされています。

電子自身もまた、回転している(電子のスピン)。
原子核をつくる中性子と陽子(女性ではありません)も、ス
ピン(回転)しているそうです。

さらに、中性子や陽子は、クォークというものからできてい
て、そのクォークもやはり、スピンを持っているとか。

どこまで行っても、回転、回転、また回転、です。

つまり、この世界は、マクロに行っても、ミクロに行って
も、“回転”している、ということになるわけ。

だから、回転が宇宙の基本原理(の1つ)と言っていいかも
しれないし、回転というのは何かの作用の表れと言えるのか
もしれません。

おもしろいのは、これだけあふれているのに、私たちはこの
“回転”を感じることができない、ということ。

「あ、地球が自転している」
「太陽系の回転は、このくらいのスピードだな」
「おっ、今日も原子核の周りを電子が順調に回っているな
あ」
などと感じることは、できないでしょう?

これらの回転がなければ、私たち自身が成り立たないはずな
のに、その回転自体を感じることがない。

なんとも不思議な話です。

これには、何か深い理由が、重要なしくみが、あるのかもし
れません。
それを見出せると、おもしろいことになるんじゃないかと直
感的に感じます。

そんなことに思いをはせながら、フィギュアスケートの選手
たちの見事なスピンに見とれてしまう今日この頃です。
(目が回りそう・・・*◇*)

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima