本を書く
   
   
2008/03/16
   
   
おはようございます。

昨日、佐藤伝ちゃんから、厄年のほかにも興味深い話をたく
さんうかがいました。

その1つが、ある高校の話。

その高校では、入学すると、自分のテーマを決めて、本作り
にとりかかるのだそうです。

普通の勉強ももちろんするわけですが、それと並行して、自
分の決めたテーマで本も作る(書く)。
それも、3年間かけて。

この話を聞いたとき、「それはいい!」と思いました。

高校生のときに、本を書くという取り組みができることが、
まず素晴らしい。

伝ちゃんの知っている子の中には、「ビートルズ」の本づく
りに取り組んだ生徒がいたそうです。

本やインターネットで調べて書いていくわけですが、「それ
だけでは足りない、フィールドワークが重要だ」と感じた彼
は、ご両親に話をして、夏休みにリバプールに行かせてもら
ったのだとか。
そして、リバプールの街を歩きながら、そこで感じたものや
撮った写真を本の中に詰め込んだのだそうです。

なんと生きた勉強でしょう。

その素晴らしさとともに、「3年間かけて」というところ
が、僕に響いたもう1つのポイントでした。

目の前のことで忙しく、日々その繰り返し。
ついついそうなりがちです。

目の前のことはもちろん大事ですが、何か一貫したテーマと
いうものがあると、さらに人生はおもしろくなると思いま
す。

また、「本を書く」ということを考えても、短期間で集中的
に執筆するというやり方もありますが、3年くらいかけて、
1つのテーマのことをコツコツと調べ、研究し、書き溜め、
積み上げていくというのも、何か楽しい感じがします。

普段の生活をしながら、並行してできそうでもあります。

「本を書くなんて、とてもムリだ」「本の執筆なんて、自分
とは無縁の話だ」と決めつける前に、「3年(5年でも、1
0年でもいいですよね)かけて、コツコツやってみよう」と
いうのもありかもしれません。

僕は、この取り組みもやってみようと思います。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima