痛み
   
   
2008/04/02
   
   
おはようございます。

昨日の夜、眠っている間に、足をつりました。
合気道の稽古をしたからかもしれません。

あれって、痛いんですよねー。

突然、ふくらはぎがビビッとひきつって、ガチッとかたまっ
て、悶絶。
なんとか伸ばしながらこらえていると、今度は、足の指がビ
ーンとそっくり返る。

悶絶の波状攻撃です。

実は、これだけ痛いのに、ぱちっと目が覚めてしまったわけ
でなく、夢うつつの状態の中で悶絶していたのでした。

朝、目が覚めてから思いました。

「痛かったけど、生きてる、ってことだなあ」

痛みって、好きな人はあまりいないと思います。
できれば、お目にかかりたくないものですよね。
僕もそうです。

でも、痛みを感じられるということは、生きているというこ
とでもあります。

もちろん、気持ちいい、楽しい、うれしい、というのも、生
きていることを感じさせてくれるものですし、できれば、そ
れがたくさんあるのが望ましい。

ただ、痛みというのも、ただ否定的にとらえるよりも、生を
感じさせてくれる肯定的な面を見るようにするといいなと思
ったんです。

僕は、よく時間ギリギリ、締め切りギリギリという状況に追
い込まれます。
そうなるのは、単に段取りや要領が悪くて、行動が遅いから
なのですが^^;。

でも、そういうときでも、
「まずい、まずいーーー」とあわてながらも、
「うー、しびれるねー。生きてるって感じだなー」とうそぶ
いています。

追いつめられたり、ピンチになったりして、しびれる感覚、
これも広い意味で“痛み”の一つ。

ストレスというのも、同じように見ることが可能だと思いま
す。

心地よさが、“生のごちそう”ならば、
痛みは、“生の調味料”みたいなものかもしれません。

調味料なので、たくさん入れすぎるとまずくなってしまいま
すが、適度に入れると、飲み物や料理のおいしさを一層引き
立ててくれます。

痛みと出会ったときは、生にパッとひと振りだな、と思って
みてはどうでしょう。

   
   
   
   
Copyright : Ryo Takashima