公私混同
   
   
2008/04/17
   
   
こんばんは。

昨日、「お客さんを巻き込んで」という話をしましたが、今
日はそれにも関連する話を。

僕は、仕事に関して、あるポリシー(正確には、目標・心が
け)があります。それは、

「仕事は、公私混同で」。

家に帰っても、ずっと仕事をしている・・・
24時間戦えますか・・・
ということではありません。

仕事用の仮面をかぶって仕事をしない、ということです。
普段の自分、自然な自分と違う顔にならないようにしたいの
です。

もちろん、すべてをまったく同じように、というのは難しい
かもしれませんし、いい意味での切替えは必要だと思いま
す。

でも、仕事になった途端に、「お客様、お客様」と必要以上
にペコペコしたり、仕事だからと、普段とは全然違う考え方
や態度になったりというのは、避けたい。

会社側とお客様という、売買の中での切り分けられた関係で
はなく、できれば、“友だち同士”のような関係に近づいて
いきたい。

もちろん、なあなあや、ただ馴れ馴れしくするというのはい
けませんし、節度は必要です。

でも、“売り手と買い手”という「公」的な形式の中で緊張
して仕事をするよりも、“人と人”という「私」的な自然さ
で仕事をしたい、と常々考えています。

(もし、「高島さん、ちょっと馴れ馴れしいんだよな」とお
感じの方がいらっしゃったら、ご容赦ください^^)

先日、新聞を読んでいたら、糸井重里さんが「仕事は公私混
同で」と話している記事を見つけました。

糸井さんの「公私混同」の趣旨は、
「自分が普段の生活しているときの感覚(私)を、仕事
(公)のときも忘れないように」
というものでした。

簡単に言えば、「自分が買いたいと思うものを、提供しなさ
い。自分だったら買わないというものを売るのは、やめまし
ょう」ということ。

これも、大事な「公私混同」ですね。

仕事で、売る側に回ったとき。
普段の生活で、買う側に回ったとき。

アシュラ男爵(なつかしい)のように、違う半面を見せるの
ではなく、どちらのときも、楽しい笑顔で過ごしたいもので
す。

   
   
   
   
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